なぜ外壁塗装で高圧洗浄をするのか
場合によっては数万円の規模になる高圧洗浄ですが、とても重要な役割を担っています。昔は高圧洗浄機なんてなかったので、なくても出来なくはないです。今でも「高圧洗浄機は必要ない」と言う業者さんもいます。しかし、今では絶対に必要なものとなりました。
塗料をきちんと接着させる上で
絶対に必要な高圧洗浄
外壁の表面に出来た塗膜は、毎日紫外線や雨風にさらされているので、時間の経過とともに劣化していきます。外壁塗装の寿命はだいたい10年と言われており劣化してくると、少しずつ粉化していきます。これをチョーキング現象と言い、手で触ると白い粉が手につきます。それが劣化の始まりです。劣化した外壁にそのまま新しく塗料をぬると、古い塗膜と一緒に新しく塗った塗料が何年とたたず剥がれてきてしまいます。実際、「塗装してから1年しかたっていないのに剥がれてきた」という話をよく聞きます。そうならないために、外壁の表面にある古い塗膜を取り除くのが高圧洗浄をする目的です。
高圧洗浄機の威力は尋常じゃない
高圧洗浄機というのは予想以上に高圧なものもあります。水で身体を貫通させてしまって死亡事故が発生したり、人に向けてうって傷害罪で逮捕されたりするくらいの威力を持つものもあります。ウォータージェットというものはダイヤモンドですら切断できます。さすがに外壁用高圧洗浄機はそこまでの威力はないですが、とても危険だという事を覚えておきましょう。
業者の中には高圧洗浄を
嫌がる業者もあります。
先述にあるように、高圧洗浄機は昔は存在していませんでした。
ニューヨークの自由の女神などを高圧洗浄機で洗ったケルヒャーのホームページによると、ヨーロッパで初めて高圧洗浄機が開発されたのは1950年の事で、日本に高圧洗浄機のメーカーが出来たのは1988年の事でした。つまりそんなに昔ではないので、今でも使わない業者さんがいても仕方ないですね。しかし、もう皆様はお分かりになっていることでしょう。塗装前に高圧洗浄機で洗浄することがいかに大事なことかを。「高圧洗浄機なんて必要はない」という業者は柔軟性に欠くので、一旦お願いするのを考え直すことをオススメします。(けして手抜き業者とは限りません)。昔はブラシ、サンドペーパー、ワイヤーブラシを使って汚れを取りながら塗装を行ったのですが、高圧洗浄機じゃないととれない汚れもあります。効率等を考えると、乾燥時間が増える、水道代がかかる(水道代は家主負担)など、デメリットを差し引いても必要な技術だといえます。
今井工業
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